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みつわ オリジナル 純米吟醸

みつわ オリジナル 純米吟醸

みつわ オリジナル 純米吟醸

土から、米から、酒から

栃木県鹿沼市のさらに奥。
日光連山の南麓に広がる山あいの地「前日光」。

日光国立公園の一部でもあるこのエリアには、広大な山岳地帯と自然豊かな森林が広がり、
極めて良質な水質と透明度を誇る大芦川をはじめ、思川、粟野川といった複数の清流に縁取られ、川沿いには豊潤な緑が広がっています。

川底まで透けて見える水と、四季ごとに表情を変える緑。

その前日光の山の中に佇む小さな蔵が、前日光醸造所。

みつわ 純米吟醸は、この蔵を舞台に仕込んだ、みつわだけのオリジナル日本酒です。

みつわがこのお酒で目指したのは、

「出汁と魚のために生まれた一献」。

澄んだ一番出汁、旬の魚、蟹や貝。
その一皿を邪魔することなく、そっと旨みを押し上げてくれる『純米吟醸』

前日光の清らかな仕込み水と冷涼な気候を生かし、
ワイングラスでさらりと楽しめる、透明感のある一本に仕上げました。

素材を選ぶ、みつわの眼 ──

この酒のために選んだ米は、栃木県大田原市・吉成農園のミルキークイーン。
代表・吉成邦和さんが、堆肥とミネラルを中心とした低農薬の農法で、ていねいに育てたお米です。

みつわは、数ある酒米ではなく、店で日々お客様にお出ししているミルキークイーンをあえて選び、
その米の旨みをひと瓶に映した純米吟醸を仕込みました。

吉成農園のお米は、総て古代(数千万年前)の貝化石(約66種類以上のミネラルを含む)を30年以上、土壌改良材として施した農場で栽培されているため、栄養も高く美味しいお米です。

※吉成農園の農産物は2度程TVで紹介されています。また、2015年東京(国会議事堂)で開催された国際土壌年でも紹介されています。

吉成農園のミルキークイーンは粒立ちがよく、甘みと旨みがしっかりしていながら、後味はすっときれい。

「出汁と魚に合う酒をつくりたい」

その想いに応えてくれる米を探し、みつわが辿り着いたのが吉成農園でした。

みつわの親方・職人たち自らが前日光醸造所に通い、洗米、蒸し、麹づくり、櫂入れまで行い、
仕込みの一連を自分たちの目と手で確かめました。

・使用米:ミルキークイーン(精米歩合 55%)

・造り :純米吟醸・小仕込

・酒質 :香りは穏やかに、旨みとキレのバランス重視

発酵タンクの前で、日ごとに表情を変えるもろみを見守りながら、
一本の物語として酒造りに向き合っています。

作ろうとしたのは、香りで押し切る華やかな吟醸ではなく、

「出汁と魚をおいしくするための純米吟醸」。

一口目はさらりと軽やかに ──

そのあとから、ミルキークイーンらしいやわらかな甘みと、料理の旨みを引き立たせる酸味が、静かに立ち上がります。

一皿を締めくくる、静かな主役 ──

「酒が前に出る」のではなく、最後の一口まで、料理をおいしく感じさせること。

みつわ 純米吟醸に託した役割は、そこにあります。

みつわは、土から、米から、酒から徹底的にこだわります。
至高の一皿とともに、どうぞお楽しみください。

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